社会保険労務士の受験資格の裏事情(実務経験ありなら?)

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社会保険労務士の受験資格は、学歴だけではありません……実務経験でも受験資格を
認めてもらえる可能性があります。

学歴を使う場合は、「社会保険労務士とまったく関係のない課程を修了していても
かまわなかった」のとは反対で、
職歴・実務経験の場合は社会保険労務士と深いかかわりを持っている内容でないと受験資格は
認められません


ここで、どんな職場で実務経験を積むと社会保険労務士の受験資格を認められるのか
列挙しましょう(ちなみに、年数はいずれも「3年以上」と決まっています)。

勤務先 働く形態 就業する業務
労働社会保険諸法令の規定に
基づいて設立された法人
常勤の役員or
従業者
労働社会保険諸法令の実施事務
特定独立行政法人or
特定地方独立行政法人(*1)
職員
行政事務
国or地方公共団体(*2)
公務員
行政事務
日本郵政公社(*3)
役員or職員
行政事務
※(*1)と、(*2)ないし(*3)は、期間を合算して3年以上でもかまいません。


ここまでで見ますと、いちばん当てはまる人が多そうなのは「国or地方公共団体」でしょう。
公務員として、行政事務を担当していたケースですね。

それ以外で実務経験が社会保険労務士の受験資格になる例はどうでしょうか?

勤務先 働く形態 就業する業務
労働組合
役員 組合の業務(ただし「専従」していないと不可)
会社その他の法人
役員
労務
※この2種類も、期間を合算しても問題ありません。

労働組合はあちこちにありますね。大きな企業では労働組合があることは珍しくありません。
ただし、労組にしても会社等にしても、役員でないといけないので、簡単ではないでしょう。

勤務先 働く形態 就業する業務
社会保険労務士(法人含む)
特に規定なし 業務の補助
弁護士(法人含む)
特に規定なし
業務の補助

これは合格後に働くときにも役立つ経験ができますし、機会があるならぜひ使いたいものです。
全国各地に法人かどうかを問わず事務所は存在します
(ただし、試験に受かっていない人を雇ってくれる例は多くないので探すのはたいへんですが)。

ここまでは、あまり一般人には就労するチャンスが多くない例が目立ったでしょうか
(あえて付記するなら、公務員は比較的チャンスが多めですが)。
しかしまだほかにも門戸は開かれています。

勤務先 働く形態 就業する業務
労働組合
職員 労働社会保険諸法令に関する事務
(単純な事務は除外)
会社その他の法人or
事業を営む個人
従業者
労働社会保険諸法令に関する事務
(単純な事務は除外)
※この2種類も、期間を合算しても問題ありません。

これらの組織や個人事業主のために、一介の雇用者・メンバーとして指定された業務を
こなしていればOK
なのです(単純でない仕事をしていたことを証明しないといけませんが)。
うまく証明できればいいわけですから、該当する立場になる場合は
全国社会保険労務士連合会の試験センターに問い合わせながら、実務経験による受験資格を
証明する準備をしていくといいでしょう。

○社会保険労務士の受験資格は、例年変わりなしだとはいえません。
毎年、受験要綱が発表されたら即座に確認したほうがいいでしょう。




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